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お風呂のお湯も人生も体温くらいの温度が一番気持ちいい でも、もちょっと熱くてもいいじゃん
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 だいっっっっっっっぶん前の記事に書いていた、ブッ○オフで買い溜めしたうちの1冊、『輪違屋糸里』をやっと今読んでます。
 買ったのいつだっけ?軽く1年近く前?笑。

 なんで今頃っていうのは、ただ本を読む気分じゃなかったとか余裕が無かったとか、上下巻が揃わないと読まない主義だとか・・・理由(いいわけ)が色々有りますが、それはどーでもいいとして。

 糸里はあんまり面白くなかった、というレビューが某通販サイトに結構あったので、正直のところあんまり期待しないで読み始めました。確かに、題材だけ見ても壬生義士がヒットしたからその2番煎じで書きました、な感じは否めないですしね。

 でもやっぱり浅田文学は良かった!!

 というのが、上巻だけ読み終わった今のところの感想。
 
 泣ける。泣かせようと狙ってるのが嫌なくらい分かるけど、でも泣ける。悔しいが涙が出る。
 方言で語らせるところも思いっきり壬生義士の応用だが、でもヤラレた。
 あと、いつだったか友人が「浅田次郎はくどい」って言ってた。はい、くどいです(笑)。間違いなく、くどい。でも泣ける。
 要は単純に浅田文学が私好みなんだろーとは思うんですが。

 こういう描き方をされた芹沢鴨は見たことないよね。完全に悪者、っていう芹沢像もあまり無いけど、でも少なからず悪役ではあったんだよね、今まで。それはどうしても近藤・土方サイドを主人公の立場に置いちゃうからで、なんでそうするかっていうと最終的に芹沢派が敗者で近藤派が勝者だからだよね。だから今まで「悪者だけど良いところもあったよね」「嫌いにはなれないよね」っていうのが芹沢の印象だったわけです。個人的な意見ですけど。
 じゃあ近藤・土方はこの作品の中では逆に悪役なのかっていうと、そうではなくて。近藤・土方と芹沢、お互いが本当はお互いを好きなんだけど、やむなく対立することになったというのが、どうやら浅田新選組です。
 正直この「みんな良い人」みたいに読めてしまうところはうーんと思ってしまうわけですが、やっぱり浅田先生は人物描写が巧いなーと感心させられてしまうわけです。
 
 わあ、久々語りましたねえ。我ながらウザーース。

 うんちくみたいな感想は面白くないっすね。普通の感想(?)書こう。

 私的には平山&吉栄が非常にプッシュですっ!!!笑
 平山五郎ってさ、芹沢派だしその中でも特に目立つ人物じゃないから、「隻眼の人」って聞いて「ああ居たねそんな人」と思うくらいの人だったんだけど(ひどいな)、めーちゃめちゃカッコイイやんかーー!!しかも良い人。実物はどうだったか知らないケド。きっちゃんも可愛いんだよなあ~。自分のこと見下してるあたりが私に似てるのも親近感(笑)。でもきっちゃんは正真正銘いい娘。
 正直、糸里と土方なんかどーでもいいです。平山と吉栄が幸せになればそれで良いと思ってる。でもあんなことになるのは分かりきったことなので・・・うわああああん。

 散々ぶちまけておいて、どう締めたら良いか分からなくなりました・・・アホス。
 明日も休みなので、気が向いたらなんかアップするかもしれません。 
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