言えないこの気持ち

　昼寝してたらヘンな夢見た。
　また、鬱になってしまった。
　長いけど、読む？





　なんか、そこは横浜らしく。なぜ横浜なのか・・・と思うが、ああなるほどそれで横浜なのか・・・。

　横浜なんだけど、都会の真ん中とかじゃなく静かな海辺だ。でも、オシャレなビーチとかじゃなく。
　
　どっちかってーと、

　沖縄。

　あおーい海、あおーい空、最高に爽やかだぜ、夏だぜ、ヘイヘイ！！

　と、ハイテンションな私は、なぜかキックボードで真っ青な海を臨むアスファルトの道を疾走しておった。

　アスファルトって・・・沖縄でもないんだろーか、どこだよここ、ああ横浜という設定だった。
　しかもそのキックボード、キックボードとして活用しちゃってるが、元は野菜かなんかの運搬用カートだったものだ。そんなもんがキックボードになるか？てか、なぜキックボード？？

　まあ、夢だから。

　んで、そーして1人で疾走してると、後姿を見かけて、ふと思い出した歌詞は、
　「オレンジ色の夕日を隣で見てるだけで　良かったのにな」。
　
　空を見上げたら、夕日だった。
　さっきまで青空だったのに、一瞬にして夕日になったぞ、おい。
　
　まあ、夢だから。

　でも、周りに他の子たちもいたし、声掛けれなくて、ただ横をキックボードでガーッと走り抜けただけの私。

　そろそろ戻ろうかな・・・とキックボード（運搬カート）を倉庫（運搬カートとして元置いてあった場所）に戻して、宿舎（？）のデカい門の前まで来る。

　けど、

　明日でみんなそれぞれの場所に帰らなきゃいけないこと思い出して、言うなら今日、今しかないってことに気付いて・・・ありゃ？このシチュエーション前にもあったやん、しかもそもそも2度と会えないはずじゃなかったのかよ、ってああそういうことか、あの時と同じシチュエーションですか、そしてこれは夢ですかと気付く。

　勇気無くてウジウジしてたけど、「これは夢」と気付いてしまった私は「夢なら別どーってことねーから言っちゃえばいーじゃん」と、スカッと開き直ってしまい、もう1度キックボードを取りに行った。

　いや・・・キックボードのある倉庫に行くまでの道すがらで会えるんですから、そこで言やあいいじゃないすか、自分・・・なぜわざわざキックボード（運搬用カート）？徒歩で会いに行けよ。

　とにかく、再度キックボードを手に入れた私。

　そしてまた疾走。
　さっきよりもっと速い。

　んで、
　疾走しながら、


　「　　　　　　　　　　　　　」


　言　え　て　ね　ー　ー　ー　！　！　！　！　！　！　！
　
　なんでだ！！
　こんなに叫んでンのに、声になってねーんだ！！

　まあ、夢っすもんね（夢ってそういうこと多くね？）。

　しかし、諦めない私はもう1度挑戦しようとした。

　「すっ・・・・・・」

　しかししかし、その瞬間、というか、さっき叫んだ瞬間に若干自分が覚醒しつつあることに気が付く。そーいや声にはなってなかったけど、口、動かしてたかも（笑）。
　
　ということは、

　ここでもう1度言ったら、きっと声になるけれども、それは現実にも声になってるに違いなくて、つまり、


　非常にヤバイ寝言を言ってしまうということだろう。


　居間のソファの上で。

　同じ部屋の中に居る母親と妹に丸聞こえっすか・・・。

　だから、やめた（爆）。

　そして、目が覚めた。





　今、最高に寝覚めが悪いです。