本は鞄に入ることが前提やでえ

　10日まで保たせる！
　
　・・・と、宣言した前巷説ですが、うっかりやっぱり読み終わっちまいました、テヘ★

　感想って程でもない感想でも述べてみた。
　一応ネタバレなので格納。

　
結構死んだのでちょっと鬱に・・・お気に入りの寅之助様の生存が確認できた時は、ああ良かった良かったとすんごく喜んだのに、あんな最期になってしまったので・・・・・・うわあああん涙。死ぬ前に又さんに語った過去の事実がまた切なす・・・・・・。

　寅之助様と林蔵はんが好みです。

　寅之助死すの時も哀しかったけど、林蔵の「また好いた女子殺してしもたんか」のくだりがヤバスでした・・・。
　林蔵でええやんか、おちか！！
　まあ、両想いやっても結局あの末路では哀しいけど・・・その三角関係で林蔵の立ち位置はちょっと可哀想でないかよ。でも、「実は純情」とか「密やかな片想い」とかに萌える性質なので、それはそれで美味しいでふ。けへっ★

　あ、それと期待していた生駒屋の若旦那がチラリと登場するシーンですが、この時分からやはりあんなんだったのがとても微笑ましかったですw 確かに、こんなんじゃあ身代潰しちまいますね。
　ところで、総髪ってどんな総髪なんだ。髷くらい結ってるだろうと思ってたが、総髪の髷って・・・時代劇のイメージで、髷結ってる町人は月代しか思いつかないなぁ。まさか漫画やらでよく見る医者坊や芸人みたいに、切り髪垂らしてたわけじゃないだろう！？と思いますが、いや案外百さんなら分かりかねるな・・・そりゃ老けてる筈だ・・・・・・。

　それにしても、御行の始まりはああいうことだったのですねえ。

　双子の兄というのは、ちょっと都合が良すぎないかと思わないでもなかったけど、まあ今に始まったことではないので（え）、成る程なーと思って読みますた。
　え？肝心の本筋の感想がこれだけっておかしいっすか？？えーっと・・・・・・。

　とりあえず、今作で新たに林蔵萌えが発症したので、西巷説の文庫化を楽しみに待ってます。
　あくまでも文庫じゃなきゃ買わない私。ごめんなぱい・・・だって装丁版は重くて持ち歩けないんだもん。

　本当酷い感想文だね。